No.51

●2024.11.19


御冥福をお祈りいたします。
学生時代は事あるごとに詩を口ずさんでいて、支えられてきたし、まだこの方は同じ時代を生きているんだよなあ、といつもしみじみしながら歌っていた。
社会人になってもその時の仲間と「やっぱ『二十億光年の孤独』を歌いたいよね〜」と話していた。

「春に」「未来」「明日」「生きる」「信じる」「聞こえる」「魂のいちばんおいしいところ」「地球へのピクニック」「サッカーによせて」
一番好きな詩は「明日」なんだけど、一番先にぱっと思い浮かぶのは「春に」なんだよなあ。初めて聞いたときに心が揺らいでその宇宙感に包まれた感覚や、伴奏のスタッカートがすぐに浮かぶ。決定的な人生の衝撃だった。これはなに? まさしく雷みたいだった。この詩に支えられてきたんだなと歳を重ねるたびに実感する。
「未来へ」の竹竿の先にある未来を想像していた夏休みや「明日」で今日のうちに明日は潜んでいることを実感する秋の夜とかもあったなあ。
その詩は私の体に染み込んでいるので、これからも大事に噛み締めていくし、人生を優しく支えてくれると思う。
ありがとうございました。

日常と雑談